[press release] 栃原比比奈の個展開催のお知らせ
この度ビーク585ギャラリーでは、栃原比比奈(とちはら ひいな)の個展
「めがみたこと」を5月10日~6月11日の会期で開催いたします。
30年以上絵を描き続けている栃原は、昨年長い沈黙を破り大阪にて個展を開催いたしました。全く無名の作家であるにもかかわらず、たくさんのコレクターや作家の皆様から高い評価を頂きました。
今年(2024年)のアートフェア東京においても、想定を超えるような好評を博しました。長い間真摯に絵に取り組み、闘いながら絵を描いてきた成果が、じわじわと実になり始めてきたのかもわかりません。
今回は100号2枚を含む26点を展示する予定です。
進化する栃原の絵を、ぜひご高覧願います。
profile
1977年東京生まれ、横浜在住
小学生の頃に建築家の父の影響で絵を描き始める。
多摩美術大学絵画科油画専攻卒業後、経済的理由から就職。
その後20年あまりは不遇の日々を送る。
30代は南国に魅せられ、沖縄や九州地方を放浪。
燦燦と降り注ぐ太陽の日差しや空の広さ。
木の陽気な姿や透き通った海をモチーフに
自分の絵について試行錯誤する時間を過ごした。
転機は2021年。禅に触発され、絵とは生き方そのものである
ということに気づいたのが、自分を深く見つめ直す契機となった。
吹き抜ける風や移ろう時間、記憶の断片を、素早く絵具に乗せる。
「速描」に活路を見出してからの彼女の絵は喜びに満ち躍動している。
略歴
1977年生まれ
2001年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
個展歴
2023年 「鏡のメタファー」(BEAK585GALLERY/大阪)
2010年 「栃原比比奈のジキル&ハイド2重人格」(ギャラリー山口/京橋)
グループ展歴
2024年 十二景(横浜市民ギャラリーあざみ野/神奈川)
2024年 二人展(アートフェア東京/有楽町)
2023年 ドロペイ。(ターナーギャラリー/東京豊島区)
2016年 シェル美術賞2016(新国立美術館/六本木)
2015年 シェル美術賞2015(新国立美術館/六本木)
2001年 二人展(key gallery/銀座)
受賞歴
2001年福沢一郎賞
Statement
絵を描く時にかっこいいことは考えていない。
かっこいいことが考えられたら絵もかっこよくなるのか。
ただ純粋に絵が描きたいから描いているだけなので
気の利いた理由を後付けする気にはなれない。
顔を描いたり木を描いたり何かを描いたりしているけれど
ほんとのことを言えば、目が見たことを描いている。
わたしの目が見たことを、見たままのほんとさで描けたなら
わたしはわたしになれると思う。
栃原比比奈 個展
タイトル「めがみたこと」
会場 ビーク585ギャラリー
会期 2024年5月10日(金)~6月11日(火)
営業時間 12:00~19:00
休み 水曜日・木曜日
住所 〒530-0047
大阪市北区西天満4丁目5-25北老松ビル2階
TEL: 06-6232-8198
MAIL: beak585@nifty.com
HP: beak585.com