久保木要 Kaname Kuboki

「未知の文明の痕跡」をテーマとし、陶を中心に、近年ではアクリル板を用いて制作をしています。
陶の作品は、いくつかの部品を組み上げることで、一つの形になります。
立体物を組み上げる動作を通して、物体には残らない記憶を保存したり、呼び起こす機能を持たせることを目的としています。

一方、アクリル板を幾層にも貼り合わせたオブジェは、内部の粒状のパーツが、外側の動きに従い、稼働し、「音」や「光」の動きを発生させます。これらは、「音」や「光」を発生させることで
目に見えない存在を認識する、呪術的道具の機能を模しています。
いずれも、物体に触れる中で、形を持たないものの存在を想起させる機能について考えたものです。

CV

2017年  京都精華大学 大学院修士課程陶芸コース修了

個展

2023 年 個展 GHOST (KUNST ARZT)
2021年  個展 CURTAIN CALL(KUNST ARZT)
2020 年 個展 ウイスパー<ガラガラ> (KUNST ARZT)

グループ展

2023 年 YOU WANT SOME vol.7(Chignitta)
  Independent Tokyo 2023 (東京)
    UNKNOWN ASIA 2023 (大阪)
2022年 あまがさきアート・ストロール in A-Lab 「Enjoy!」(A-Lab)
  阪急梅田本店コンコースウインドウ展示「Happy Communication」
2019 年 京都府新鋭選抜展2019
2018 年 京都府新鋭選抜展2018