
[press release] 髙戸 蒼月花|Tsukika Takado |「耳をそばだてる、目の中で絵を描く」開催のお知らせ
この度ビーク585ギャラリーでは2度目となる髙戸 蒼月花(たかどつきか)の個展「耳をそばだてる、目の中で絵を描く」を
2025年12月12日(金)~12月27日(土)まで開催いたします。
髙戸は幼いころから独特の方法で絵を描いていました。
自分の心の中の奥深いところまで沈み込み、その中に創った高戸の世界。
その場所の住人や生き物たちと日々の出来事など話しながら絵を描いていく。
今でも同じようにその場所の過去と現在を行き来しながら、絵を描く。
知識や技術、経験が蓄積され、描かれる世界はさらに深く興味深いものになってきました。
流行りやアートマーケットなど気にすることなく、独自の世界を研ぎ澄ましてきた髙戸の作品は観る者の心を揺さぶります。
私は髙戸の作品は世界にも通用する絵画だと思っております。
個展だからこそ見える髙戸蒼月花の世界を是非ご高覧願います。
Statement
小学生の頃は自由帳に家全体を描いて遊んでいた。
家具、階段、玄関から風呂場も全て描き、架空の登場物を作って画面の中で動かして生活をしていた。
今の私が描いているのはそれらの延長で、画面の中と頭の中で妄想し行き来する。その中身は、日々の小さなことだったり。好きなものを混ぜ合わせたり。
昔のことから最近のことまで、時系列もバラバラである。絵の続きを描くように制作している。
大学を卒業し、働き始めてからは絵のことを考える時間が減ってしまった。
自分の中にあるものが薄れていく恐怖があったが、最近では絵のことを考えていなくてもその時に出会った出来事や風景をもとに自分自身のフィルターを通して描くことが出来た。
絵のことを考えれていなくてもきっかけを拾えるようになった。
今の毎日だから描ける絵を描いて残したいと思い、今回の展示に向けて制作した。
略歴
1997年 大阪府生まれ
2022年 京都芸術大学 大学院修士課程芸術専攻美術工芸領域 修了
主な個展歴
2023年「ABOUT ART NEXT STAGE vol.3」大和証券グループオフィス 120クラブ(東京)
2022年「session, doorway」ビーク585ギャラリー(大阪)
2022年「照らして歩いて確かめる」京都岡崎 蔦屋書店(京都)
2022年「絵の中で集まる」京都芸術大学修了制作展(京都)
主なグループ展歴
2025年「待合室 vol.2」Blackbird Gallery(愛知)
2024年「パランティア(Seeing Stones)」新宿眼科画廊(東京)
2024年「東 京都 展 The Echoes of East Kyoto」WHAT CAFE(東京)
2024年「怪談/KUA」Galerie・Aube(京都)
2023年「遠い木々が」ビーク585ギャラリー(大阪)
2022年「ARTISTS’FAIR KYOTO 2022」京都文化博物館別館(京都)
2021年「ripple」gallery yolcha(大阪)



髙戸 蒼月花 個展
タイトル「耳をそばだてる、目の中で絵を描く」
会場 ビーク585ギャラリー
会期 2025年12月12日(金)~27日(土)
営業時間 12:00~19:00
休み 水曜日・木曜日
住所 〒530-0047
大阪市北区西天満4丁目5-25北老松ビル2階
TEL: 06-6232-8198
MAIL: beak585@nifty.com
HP: beak585.com