原田 匠悟 Shogo Harada

自分の近い社会、身辺性をある一定の距離 ( 物理的というよりは精神的な距離 ) をおいた視点で眺めています。
自分で撮ったスナップショットを元に描いていて、私が写真では表現出来ない部分を絵で自分のイメージを
探るように制作しています。

何気ない日常が特別だと言いたい訳ではなく。
日常的な景色に人々が何も感じないというよりは、その景色に感じるものがあって。
綺麗と言われるような景色に人々が感動するほどには、その景色に何も感じない。
ベッドに寝て天井を眺めるように、目の前の景色を見ている。
その視点には少し冷たさ、時には温かさを感じるような、見ているものによって変わる
一定の距離感があるように思う。

上記のような感じで目の前の景色を見ている時に、私がいなくなった後のことについてや、
私が今見ている景色は、今誰かが見ていない景色でもあると考えたりしていました。

WORKS

CV

1997年 京都生まれ
2020年 京都造形芸術大学 美術工芸学科油画コース 卒業
2022年 京都芸術大学大学院美術工芸領域油画 修了

主な個展・グループ展

2019 Group Exhibition: EPIC PAINTERS Vol.6, THE blank GALLERY, 東京
2020 京都造形芸術大学 卒業展, 京都
2020 HOP展, 京都
2021 Whatever,Cafe Eins 京都
2021 RENACER, 神戸元町歩歩琳堂画廊,神戸
2022 Millennials Scale,The Millennials Kyoto,京都
2022 京都芸術大学大学院修了展,京都